みなさんはPTAについて、どのようにお考えでしょうか?
「やらなきゃいけない仕事がいっぱいある」「平日に時間を取られるし、辛くて大変」
「毎年、同じことをやってるし、間違いなくこなさないといけない」
「どうしても必要なことなら学校がやればいいのに」
こういった古い「昭和的な考え方」を改めたいですね、もう令和だし。
まず第一に、PTAに「仕事」はありません。その代わりに「活動」があります。
そして「活動」は皆さんに課せられる義務ではなく、皆さんの権利です。
それから、PTAが今までやってきたことへの責任みたいなことですが、そんなもの一切ありません。
子どもの生命に関わることとお金の管理をきちんとする以外、PTA活動に失敗はありません。
また、PTA室は学校内にありますが、PTAは学校の組織ではありません。
学校に寄り添って子どもたちを守る活動をする任意団体で、
参加を強いられるものではありません。
さらに、PTA活動は生活の延長上にあるものですから、家庭を犠牲にしてやるものでもありません。
あくまでもできる範囲で「やりたいひとがやりたいことをやれるときにやる」のが本質です。
これが馬込小学校PTAのいまの考えです。
これらを実現するために、令和4年度は「ボランティア制」をおためし導入してみました。
「まずは変えてみよう」
失敗なんてないんですから、うまく行かなければ戻してもいいし、
もっと別の方法を考えてもいいんです。それはそのとき考えればいい。
令和5年度も新たなかたちで、いまの時代に合ったPTAを目指していきたいと思います。
みなさんもいっしょに新しいPTAを作っていきませんか?
もちろん無理なくできる範囲で。それぞれご事情もおありですから、時間が取れない方もおられると思います。もちろん、活動の趣旨をご理解いただき、会費を負担いただくだけでも大きな貢献をいただいていることになります。
みなさんひとりひとりのお力を少しずつお借りして、足し合わせて、馬込小学校の子どもたちの健やかな成長と笑顔を守る活動をいっしょに進めていきましょう。
みなさんの参加を心からお待ちしております。
令和5年度 馬込小学校PTA会長
青木秀康